低用量ピルのメリットと過長月経について

正常な生理周期は25~28日を1サイクルとして、生理の期間は3~7日間が正常範囲内です。この生理期間が長くなって、8日以上出血が続くのが過長月経です。ただし、個人差があり、生理期間が長くても問題がない場合もあります。そのため、過長月経の診断は、出血量やエコー検査などと合わせて行います。
過長月経の原因で最も多いのが、ホルモンバランスの乱れです。ストレスで自律神経が乱れると、ホルモンの分泌に影響が出て、排卵機能に障害が起こります。無排卵月経になると、過長月経の症状が現れやすくなります。
ホルモンバランスが乱れがちな更年期にも、生理不順になって、生理の期間が長くなることがあります。
子宮筋腫や子宮内膜症、子宮がん、卵巣機能不全など子宮の病気が原因の場合には、出血量が極端に多くなる過多月経を伴うことが多くなります。
低用量ピルの服用中にも生理が長引くことがあります。低用量ピルには女性ホルモンが含まれており、服用すると体内は妊娠に似たホルモンバランスになります。このため、慣れるまでは不正出血が見られることがあるからです。慣れると自然に治まりますが、いつまでも続く場合には別の種類の低用量ピルに替えることで、改善されますので、医師に相談してください。
低用量ピルは、避妊効果の他にも多くのメリットがあります。生理に関するメリットとしては、生理周期を安定させて、生理不順を改善します。生理痛の改善や、出血量の軽減、PMSにも効果があります。この他、服用を続けると、卵巣がんや子宮体がんを予防する効果があります。また、ホルモンバランスの乱れによるニキビや肌荒れを改善します。
低用量ピルは、婦人科を受診して処方してもらいます。