低用量ピルは毎日同じ時間に飲む?

避妊のために低用量ピルを処方してもらったら、毎日同じ時間に飲むべきだと言われています。何らかの用事があっていつもと同じ時間に飲めない場合でも2時間前後の誤差なら大きな問題はありませんが、基本的には毎日同じ時間に飲むようにする理由とは何なのでしょうか。
低用量ピルは毎日きちんと飲めばほぼ100%の避妊率があると言われています。同じ時間に飲む理由は、体内のホルモン量を一定に保つことにあります。最大で24時間程度ならば飲み忘れても問題ないと言われており、気づいたタイミングで飲み忘れた分を飲んだり、翌日に気づいたときにはそのタイミングで前日分と当日分の2錠を一緒に飲めば避妊効果は継続すると言われています。24時間以上の飲み忘れならば一度低用量ピルの服用を中止し、次の生理日から再スタートを行うことになります。
「飲み忘れても最大で24時間以内に飲めば問題ないなら、好きな時間に飲めばいいのでは?」と思われますが、確かに低用量ピルは朝昼晩好きな時間に飲んでも構いません。しかし、低用量ピルは体内の女性ホルモンの濃度をコントロールするためのもののため、一度コントロールが上手く行かなくなると避妊効果がなくなってしまいます。そのために毎日飲む必要があるのですが、時間がまちまちになってしまうと飲み忘れが発生してしまう可能性が高くなるのです。避妊効果を継続したいと思うのならば、毎日同じ時間帯に飲む癖をつけるようにしましょう。そのために「毎日朝食後に飲む」「この時間に飲むようにアラームをかけておく」「夜、歯磨きをしたときに飲むように歯ブラシと一緒に置いておく」など、飲み忘れがないように工夫を行うようにしましょう。