低用量ピルの溶解性を安定させる為に必要な事

ピルとは、主に避妊の時に用いる薬剤です。コンドームなどを使用していた場合でも、何らかのトラブルによってコンドームの効果が無くなった場合に使用することがあります。その中でも、副次的な効果をもつものとして月経困難症などの月経による体調不良が起きている場合や、過多月経等の周期が28日前後でない場合に服用して適切な月経周期にする事を目的としたピルである低用量ピルは多くの現場で利用されています。
このような低用量ピルで重要な事は、溶解性が安定しているという事です。低用量ピルは溶解して体内にて効果を発揮します。元々特別な薬剤ではなくホルモン剤であり、体に対しての影響は月経・妊娠に関する症状ですので、悪影響はそこまで無いとされています。それ故に、適切なタイミングで溶解しなければ効果が発揮しなくなります。もともと低用量ピルは先にも述べたとおり、月経困難症などに用いられることがある薬です。その理由は体内を妊娠したと誤認させることで体調を整える役割を持ちます。避妊の場合は精子と卵子が受精する前に受精しないように働きかけること、また子宮体部に着床しないように働きかけることがこの薬の効果である為、溶解の時期が遅れてしまうと効果はありません。
なお、低用量ピルで避妊できない場合には、溶解性が高いモーニングアフターピルを利用することになりますが、急激な体調変動を引き起こす為、出来るだけ避けることが臨まれます。安定した体調管理を実践するためにはやはり、溶解度もそれほど高くなく身体への影響が抑えられている低用量ピルを用いることが大切です。そのためには確実に服薬し、忘れない様なチェックシートを付けることを心がけ、定期的な受診をするようにしましょう。