低用量ピルの水による服用で射精による妊娠を防ぐ

低用量ピルは定期的な摂取で妊娠の可能性を限りなく低下させる避妊薬です。避妊のための器具としてはコンドームもありますが、コンドームの避妊確率は絶対的なものではなく、コンドームを装着した場合でのセックスにおいても6人に1人程度に妊娠の可能性があるなど、避妊器具として全幅の信頼を置くには心もとないものになっています。それに反し、2種類の女性ホルモンを含む低用量ピルはある程度確実な避妊をすることができることで知られ、排卵を抑制する、膣内の粘液を減少させ、精子の子宮内への侵入を防ぎ、受精の可能性を下げるなどの効果があることから、避妊に対してある程度の効果が期待できます。また、女性主体で避妊ができるという安心感に加え、月経が軽くなる、月経痛が改善される、卵巣がんなどの病気の予防に対しても効果が見られるとされているため、避妊以外の用途にも使用することができる薬になっています。
低用量ピルは主に水による服用で1日1回の服用が推奨されており、なるべく決まった時間に服用することで、安定した効果を得ることができます。また飲み忘れた際、1日程度であれば効果に支障はありませんが、2日、3日と飲み忘れが続いた場合には服用を中止し、次の月経時まで、服用を待つ必要があります。そして低用量ピルは服用により避妊効果が得られるため、服用を続けている場合には膣内での射精もある程度安全といえますが、コンドームとは異なり、性病を防ぐ効果は期待できないため、低用量ピルを服用している場合でも性行為の際にはコンドームを使用することが、性病の感染へのリスクを避けるためには肝要なこととなります。また飲酒などでおう吐してしまった場合には低用量ピルの吸収不全が起こる可能性があるため、服用中の飲酒には注意を払う必要があります。